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2024/07/05 18:25


犬は新陳代謝が活発です。そのため、いつも清潔な服を着せてあげられるよう、洗濯に気を配っている方もいるでしょう。
犬の服は、人が着る服と違い、一日中着るわけではないため、どのくらいの頻度で洗濯をするか迷う方もいるかもしれません。

本記事では、犬の服の洗濯方法、犬の服を洗濯するときの注意点、犬の服と人の服を分けて洗濯すべきかなどについて解説します。


愛犬の服やペット用品の洗濯は、みんなどうしてる?


犬を飼っている方が愛犬の服やペット用品をどのように洗濯しているのか紹介します。

洗濯機でまとめて洗う

犬グッズは、洋服だけでなく、タオル、おもちゃなど布製のものが多く、犬のよだれや毛、家の中のゴミやほこりがついて汚れやすいものです。


汚れた犬グッズをなんとなくそのまま使ってしまいがちですが、服を洗うタイミングでまとめて洗うと決めておくと、清潔が保てます。犬のおもちゃやマットなど、洗濯方法に迷うものもありますが、基本的にはどれも洗濯機で洗えてしまうものです。


犬の服、タオル、犬の居場所に敷くもの、布製のおもちゃなどをまとめて洗濯機に入れて一度に洗えば、手間もかからず、洗剤も節約できますね。


洗濯石鹸で洗濯する

犬の散歩の時に着る服は、泥やゴミがつきやすく、雨の日の散歩では汚れはひどくなりがちです。人が着る服と比べて、犬の服をきれいにするのは大変と思っている方もいるかもしれません。


通常の洗濯機での洗濯では落ちにくい汚れも、固形の洗濯石鹸を塗って手洗いすればきれいになりやすいです。汚れのひどいところは、石鹸を直塗りして集中的に洗うこともできます。気になる部分を洗濯石鹸で洗ったあとに、洗濯機で洗ってもいいですね。


汚れの落ちやすさで根強い人気のある洗濯石鹸は、ドラッグストアやホームセンターで手に入ります。


飼い主と犬で洗濯を分ける

飼い主の服と犬の服を分けて洗濯するかどうかは、犬の洗濯物の出る量や犬の服の汚れ方によっても変わります。


犬に服を着せる機会が多い方、複数の犬を飼っている方は、犬の洗濯物の量も多くなるため、飼い主の洗濯と別で洗濯する方も多いようです。

1日に何度も洗濯をするのは大変ですが、可愛い犬の服を洗うのが好きだという方も多いようです。


犬の服と人の服では、汚れ方が違うため、一緒に洗うと人の服に汚れがつくのではと心配な方も、分けて洗濯する方法であれば安心です。



愛犬の服を洗濯する時に注意することは?


犬の服を洗濯する時、人の服と同じようにすると良くない場合があります。
愛犬に服を洗濯する時に注意することについて解説します。

洗濯前に毛や汚れを取る
犬の服を洗濯するときは、洗濯前に毛や汚れをとりましょう。
犬の服は、毛がたくさん付いており、散歩や食事、生活による汚れも付いています。

犬の毛やほこりが付いたまま洗濯すると、他の洗濯物に付着してしまうことがあるので、先に取っておいた方が良いです。
特にダブルコートの犬は、外気温に合わせてアンダーコートの量を調節するため、春と秋の換毛期に毛がたくさん抜けます。

換毛期は洗濯機に入れる前に、毛を取る必要があります。
抜け毛はガムテープ、床掃除用のロール型粘着テープ(コロコロ)などを使うと取りやすいです。
泥などの汚れがひどい場合は、固形石鹸などで予洗いをしてから洗濯機に入れましょう。

犬服の洗濯表示を確認する
犬の服を洗濯するときには、洗濯表示を確認しましょう。
犬の服も、人が着る服と同様に、素材や構造によって洗濯機洗浄OKのもの、手洗いOKのもの、乾燥機不可のものなどがあります。

犬の服は天然素材を使ったものも多く、洗濯しやすいものが多いです。
しかし、犬がストレスなく着られるように伸縮性を重視した服などで、通常の洗濯洗剤で通常モードで洗濯すると大幅に縮んでしまうものもあります。

変わった素材のものや、凝った飾りがついているものなどは、洗濯に制限がある可能性があるため、洗濯表示をよく見てから洗濯するようにしましょう。

洗濯ネットを使う
犬の服を洗うときは、洗濯ネットを使うことをおすすめします。
犬の毛をあらかじめ粘着テープなどで取ったとしても、全て取り除くことは難しいです。

洗濯ネットに入れて洗うと、犬の毛が洗濯槽内全体に広がるのを防げます。犬の服を洗うときの洗濯ネットは、目が細かいもののほうが毛の拡散を抑える効果が高いです。

洗濯機に犬の毛がたくさん入ると、故障の原因となります。洗濯機のくず取りネットに犬の毛が溜まっていないかチェックして、犬の毛を取り除いてから洗濯しましょう。

無香料や洗剤残りが少ない洗剤を使う
犬の服を洗濯するときは、無香料や洗剤残りが少ない洗剤を使うのがおすすめです。
犬の嗅覚は人の3,000〜10,000倍と言われています。
私たちが普段使う洗剤は、香りがついているものが多く、人にとっては良い香りでも、嗅覚が敏感な犬にとっては不快に感じてしまうこともあります。

また、すすぎ残しで服に残った洗剤が、犬の皮膚の炎症を引き起こすこともあります。
人用の洗剤を使うときは、無香料のもの、天然原料などで洗剤残りしにくいものが良いでしょう。

香りや皮膚刺激が気になる方は、犬用の洗剤を使用するのもおすすめです。
犬用の洗剤であれば、香りもマイルドで犬特有の皮脂汚れもきれいに落とせます。


犬と人で洗濯は分けるべき?分けたほうがいい場合とは?


犬の服と人の服を分けて洗濯するべきか気になっている方は多いことでしょう。
犬と人の洗濯物は一緒に洗っても問題ありませんが、以下の点が気になる場合は、分けた方が良いです。

ニオイが気になる
ニオイが気になる場合は、犬の服は別に洗った方が良いです。
犬が着た服のニオイの原因は、犬の汗や皮脂です。

人が着る服用の洗剤は、人の生活での汚れを落とすために作られているために、犬の皮脂を落としきれないことがあります。
犬の服と人が着る服を混ぜて洗濯すると、人用の洗剤で分解しきれなかった犬の皮脂のニオイが、人が着る服に付いてしまう恐れがあります。

犬のニオイが気になる場合、一緒に洗濯したときに洗濯物のニオイが気になる場合は、犬と人の洗濯物を分け、犬の洗濯物を犬専用の洗剤で洗うとニオイが気にならなくなる可能性があります。

衛生面が気になる
衛生面が気になる場合も、犬の服は人の服と分けて洗いましょう。
犬の使ったものには、犬の唾液や皮脂などが付きます。犬の唾液には、特有の菌がいます。

また、皮膚疾患などの感染症が移る場合があります。
例えば、犬に激しいかゆみや円形脱毛がみられる糸状菌(真菌)感染症は、感染力が強いです。
真菌は、犬から人へ感染するだけでなく、人から犬に感染することがあります。

さらに、空気中を浮遊して人の服などに付いて感染します。
皮膚疾患がある場合は、リスクを避けるために洗濯も別にしたほうが良いでしょう。

毛の付着が気になる
毛の付着が気になる場合も、犬の服と人の服は一緒に洗わないほうが良いです。
犬のものを洗うときは、まず毛をとってから洗うことを紹介しましたが、大型犬種かつ抜け毛が多い犬の場合や、複数の犬を飼っている場合などは、毛をとるのも一苦労です。

毛を洗濯前に除いたとしても、残った毛が他の服に多少は付いてしまいます。
人の服に毛が付くのが嫌な場合は、毛が付いてしまってから取るよりも、はじめから洗濯を分けた方が効率的です。
家族に犬アレルギーの方がいる場合も、当然分けて洗濯する必要があります。


愛犬の服やペット用品を洗濯する頻度はどのくらい?


愛犬の服やペット用品はどのくらいの頻度で洗濯すればよいか解説します。

服の洗濯頻度
犬の服の洗濯頻度は、汚れが気にならなければ月に1回程度が目安です。
普段はコロコロで付いた毛を取るなどしてケアをし、ひどい汚れが付いたらその都度洗いましょう。

散歩の時に服を着る場合、頻繁に汚れる場合は週に1〜2回洗濯すると良いでしょう。
皮脂の分泌が激しくなる夏場、湿度が上がる梅雨時には、ニオイが出やすくなるので、必要に応じて洗濯の頻度を多くしましょう。

洗濯頻度が高すぎることにより起こりうる問題は、残留洗剤による皮膚刺激や、静電気によるアレルゲンの吸着などです。
これらが気にならない場合は頻繁に洗濯しても問題ありません。

ペット用品の洗濯頻度
ペット用品の洗濯頻度は、アイテムの使用頻度や使い方により異なります。

寝具やマット類は、月に1回程度洗濯するようにしましょう。
布製のおもちゃは、週に1回から月に1回くらい洗濯しましょう。

口に入れるおもちゃは、犬の口内細菌が付くこと、雑菌が繁殖しやすくなることから、週1回くらいの頻度で犬用洗剤を使って洗うことをおすすめします。


まとめ


本記事では、犬の服の洗濯方法、犬の服を洗濯するときの注意点、犬の服と人の服を分けるべきか、犬の服の洗濯の頻度を解説しました。
犬の服の洗濯は、口で咥えることによる汚れ、散歩でつく泥汚れなどを落として衛生的に保つことが大切です。

洗濯は人のものと一緒にしても大抵の場合問題ありませんが、犬の毛、皮膚病がある場合は分けて洗いましょう。

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