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2024/07/05 18:24



「犬の抜け毛対策はみんなどうしてるの?」
「犬用の服は抜け毛対策になる?」
と疑問を持っている方がいるかもしれません。

犬の抜け毛が多いと掃除が大変になりますが、対策方法を押さえておくことで、掃除の手間を軽減できます。
まずは犬の抜け毛が多い理由を理解して、犬種ごとに適切な対策を取ることが大切です。

今回の記事では、犬の抜け毛の原因や抜け毛が多い犬種、抜け毛対策に関する口コミ、おすすめの服などを解説します。


犬の抜け毛が多いのはなぜ?


「掃除しても部屋中が犬の抜け毛だらけ」という経験をした方はいませんか。
犬の抜け毛が多いのはどうしてでしょうか。
以下で、抜け毛の原因を確認していきましょう。

換毛期
犬の抜け毛が多くなったと感じている場合、「換毛期(かんもうき)」の可能性があります。
換毛期とは、毛が新しく生え変わる時期のことです。

一般的には「春」と「秋」の年2回、換毛期が見られます。個体差がありますが、換毛期の期間は「10〜20日間」程度です。
換毛期はダブルコートの犬種(チワワ、ダックスフンド、ポメラニアンなど)に多く見られます。

しかし、室内で大きな寒暖差なく過ごせるようになった近年は、ダブルコートでも換毛期がないケースも増えています。

栄養不足
毛の成長に必要な栄養が不足していると、毛が多く抜けてしまうことがあります。
特に亜鉛やビタミン、アミノ酸、必須脂肪酸などの栄養素は、毛の成長に欠かせません。

亜鉛やビタミンは、皮膚や被毛の生成に必要で、アミノ酸は毛の大部分を構成するケラチンのもとです。
必須脂肪酸は皮膚を健康に保つ役割を持ちます。
抜け毛が増えたという場合は、栄養素が不足していないか、犬に与えている餌を再度確認してみましょう。

アレルギーや病気
アレルギーや病気も、犬の抜け毛が引き起こされる原因のひとつです。
例えば、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などの「アレルギー性疾患」がある場合、症状のひとつとして抜け毛が見られることがあります。

他にも膿皮症やマラセチア皮膚炎などの「感染症」、副腎皮質機能亢進症や甲状腺機能低下症などの「ホルモン性疾患」、淡色被毛脱毛や黒色被毛形成異常症などの「遺伝性疾患」が原因で抜け毛が起きます。

病気が疑われる場合は、動物病院で診てもらいましょう。

老化
老化現象として抜け毛が見られることがあります。
人間の老化現象と同じように、犬も年を取ると毛包や皮膚の機能が衰えていきます。

そうなると、毛が細くなり抜け毛が起きやすくなるのです。
愛犬が高齢犬の場合は、老化現象である可能性が高いでしょう。

ただ、病気の可能性もゼロではないので、一度動物病院で診てもらうことをおすすめします。


抜け毛が多い犬種とは?


元々寒い地域が生息地の犬種は、他の犬種よりも毛が多く、抜け毛が起きやすいです。
以下で、抜け毛が多く見られる犬種を紹介します。

柴犬
柴犬は日本で生まれた犬種で、日本犬の中で唯一の小型犬です。
そんな柴犬は、とにかく抜け毛が多い犬種と言われています。

ダブルコートの犬種なので、アンダーコート(抜けた毛)が部屋に散らばってしまうことが多いのです。
柴犬は普段から抜け毛が多いですが、換毛期に突入するとお手入れがより大変になります。

ラブラドールレトリバー・ゴールデンレトリバー
ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーは、「獲物を回収する」という意味をもつレトリーバーに属します。
従順で穏やかな性格をもち、盲導犬や警察犬などとしても活躍することが多いです。

ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバーも柴犬と同様、ダブルコートの犬種であるため、年に2回の換毛期があります。
さらに、毛が短い短毛種であるため、普段の抜け毛も多いです。

コーギー・ボーダーコリー
コーギーは体高に対して体長が短い犬種で、イギリスで誕生したと言われています。
スタミナがあり活発に動くことから、使役犬としても活躍している犬種です。

一方、ボーダーコリーは体高よりも体長が長い犬種ですが、コーギーと同じくイギリスを原産国とし、運動能力も高いと言われています。
美しい毛並みをもつコーギーとボーダーコリーは、年に2回換毛期を迎えます。
そのため、抜け毛が多い犬種として認識されています。

パグ・フレンチブルドッグ
パグは、中国を原産国とする短鼻の小型犬です。活動的で遊ぶことが好きな犬種と言われています。
フレンチブルドッグはパグと見た目が似ていますが、フランスを原産国とする短鼻の中型犬です。

パグやフレンチブルドッグは短毛種であり、普段も抜け毛が多いですが、換毛期に突入するとより多くの抜け毛が見られます。


犬の抜け毛|みんなはどう対策してる?


犬の抜け毛はみんなどうしているのでしょうか?
ここでは、犬の抜け毛対策に関する口コミを紹介します。

服を着せる

犬は意外と抜け毛が多い生き物です。

ただ、犬用の服を着せることで抜け毛対策をすることができます。

食事の時に毛が舞うのを防げるため、食事の時のマナーとしてもおすすめです。


コームでブラッシングをする

犬の抜け毛が気になる方は、ペット用コームブラシをおすすめします。

犬や猫のトリミングや日常のお手入れにも最適です。


ブラッシングした後は、抜け毛が除去されるので部屋に舞う心配もないですし、毛並みも綺麗に整います。

ちなみにマッサージ効果もあるので、ペットにも喜ばれるアイテムです。


ペット用のファーミネーターでケアする

ペット用のファーミネーターはコストがかかりますが、その分の価値があると思います。


何年もの間、犬の抜け毛がひどくて悩んでいましたが、スリッカーブラシでは取れなかった抜け毛もファーミネーターを使用すれば簡単に除去できます。


抜け毛の多い犬と少ない犬を2匹飼っていますが、抜け毛が多い方はぬいぐるみができそうなくらい抜け毛がひどいです。


そんなひどい抜け毛問題が解決できるなら、もっと早くペット用のファーミネーターを買うべきでした。



犬服を着せて抜け毛対策!おすすめの服のタイプは?


犬に服を着せることで、抜け毛対策になります。
しかし、犬種や季節によっておすすめの服が変わってくるので、以下で詳しく確認していきましょう。

犬種別
【室内犬の場合】
室内犬とは、室内で飼育する犬のことです。
トイプードルやチワワ、ダックスフンド、ポメラニアンなどが室内犬に該当します。

室内犬の場合、当然部屋で過ごす時間が長くなります。
そのため、部屋が抜け毛で汚れやすくなり、定期的な掃除が必須です。

掃除の手間を簡単にするためには、長袖やカバーオールタイプのウェアをおすすめします。
全身が服で覆われているので、抜け毛を最小限に抑えることができます。

【大型犬の場合】
シベリアンハスキー、ボルゾイ、ラフ・コリー、レトリバーなどの犬種は、抜け毛が多い大型犬と言われています。
サイズの大きい大型犬は、犬服を着せることで窮屈に感じてしまう可能性があります。

犬に快適に過ごしてもらうためにも、伸縮性のあるウェアを選ぶことが大切です。
商品を選ぶ際は「大型犬用」と記載のあるものや、伸縮性の高いものを選びましょう。

季節別
【夏の場合】
気温が高くなる夏は、マント型、タンクトップ型のウェアがおすすめです。
全身が覆われるタイプのウェアだと、犬が暑がってしまいます。

さらに、遮熱素材のあるウェアを選べば、夏のお散歩対策にもなります。
他にも、メッシュ素材やコットン素材を使用したウェアは、犬が快適に過ごしやすいです。

【冬の場合】
冬の場合は、夏とは異なり、体温をキープできるようなウェアをおすすめします。
散歩に行く場合はアウターを着させましょう。ダウンやコートなどで冬の厳しい寒さから愛犬を守ることができます。

室内で過ごす場合は、ニット素材やコットン素材などのウェアを選ぶと良いでしょう。
長時間着用していても快適に過ごすことができます。

サイズのあったウェアを選ぶには、犬のサイズを正しく測る必要があります。
以下の記事では、サイズの測り方を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。



まとめ


今回の記事では、犬の抜け毛対策で悩んでいる方に向けて、抜け毛対策としておすすめの服を紹介しました。
犬種によって抜け毛の多さは異なります。

ダブルコートの犬だと、春と秋に換毛期があるので、抜け毛が特にひどくなります。
抜け毛のお手入れを楽にしたい方は、犬用の服を活用してみましょう。
ウェアで飛散を防止できるので、部屋中が抜け毛だらけになりにくいです。

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