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2024/07/31 10:00
「国産のドッグフードは安心?危険?」
「ドッグフードはグレインフリーにすべき?」
と疑問をお持ちの方はいませんか?
ドッグフードを選ぶ際は、愛犬の健康のために安全なものを選びたいものの、ドッグフードの選び方がわからないという方も少なくありません。
そこで今回の記事では、国産ドッグフードの特徴や選ぶ際のポイント、よくある質問に関して解説します。最後におすすめのドッグフードも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
国産のドッグフードは安全?それとも危険?
国産のドッグフードは安全なのでしょうか?以下で、国産ドッグフードの特徴を紹介します。
・新鮮さを保っている
国産のドッグフードは新鮮なものが多いと言われています。
国内で生産されているため、輸送等に時間がかかりません。
製造されてから店頭に並ぶまでの時間が短く、品質をキープしやすいためです。
一方、外国産のドッグフードは品質を維持するために、酸化防止剤や保存料が多く含まれている可能性があります。
「新鮮で無添加のドッグフードを選びたい」という方は、国産のドッグフードを選ぶと良いでしょう。
・安全性が高い
国産のドッグフードの特徴として、安全性の高さが挙げられるでしょう。
以前まで、日本は「ペット後進国」と言われることがあり、国産のドッグフードを懸念する方も多く見られました。
しかし、平成21年6月から「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法:農林水産省・環境省共管)」が施行されたことにより、国産のドッグフードの安全性が高まっています。
現在は、ペット先進国と言われるアメリカの栄養基準が採用されているため、国産のドッグフードは安全です。
そのため、「国産のドッグフードは危険なのでは?」と考えている方も、安心して国産のものを購入できます。
・原料が国産とは限らない
国産のドッグフードを購入する際は、原料が国産とは限らない点を認識しておきましょう。
国産と聞くと、「原料の調達から製造まで全て国内で行われている」と考える方も少なくありません。
基本的に、原産国は「最終加工工程を完了した場所」と表記されます。
つまり、国産のドッグフードでも原料は外国産というケースがあるのです。
そのため、「国産だから安全」「外国産だから危険」と一概に判断することは難しく、産地以外の基準でドッグフードを選ぶことも重要と言えます。
安全なドッグフードの選び方について、以下で確認していきましょう。
国産のドッグフードを選ぶ時のポイントは?
それでは、どのような基準でドッグフードを選べばいいのでしょうか?
以下で、ドッグフードの選び方を確認していきましょう。
・質感で選ぶ
ドッグフードにはさまざまな質感のものがあり、大きく「ドライフード」と「ウェットフード」に分けられます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
【ドライフードとウェットフードの特徴】
ドライフードは必要な栄養素が凝縮されており、長期保存可能です。
しかし、粒が硬いため高齢犬や子犬には向いていない可能性があります。
一方、ウェットフードは柔らかいため、高齢犬や子犬でも食べやすいです。
但し、開封後は傷みやすいだけでなく、価格帯も高価なものが多い点が懸念されます。
【ドライフードとウェットフードのメリット・デメリット】
・年齢に合わせて選ぶ
ドッグフードは、年齢に応じたものを選ぶと良いでしょう。
以下で、幼犬、成犬、シニア犬それぞれに向いているドッグフードの特徴を紹介します。
【幼犬の場合】
幼犬のドッグフードを選ぶ際に注意したいポイントは「必要な栄養バランスが整っているか」です。
特に「生後2ヶ月〜12ヶ月間」は幼犬の発育に重要な時期と言われています。
食事で得た栄養素をもとに骨格や筋肉、内臓機能などが発達していくためです。
栄養バランスが整っていない食事を与えてしまうと、成長が遅れたり、病気にかかりやすくなったりします。
幼犬用のドッグフードを選ぶ際は、①全年齢対応もしくは子犬向けのものか、②粒の大きさは食べやすいものか、③栄養バランスが整っているかをチェックすると良いでしょう。
【成犬の場合】
成犬のドッグフードを選ぶ際は、「免疫機能が高まる栄養素が含まれているか」を重視すると良いでしょう。
成犬になるとドッグフードを食べる目的が「病気になりにくい身体づくり」に変わっていきます。
中でもグルコサミンは健康を維持するために必要な栄養素です。
さらに、犬種に応じても必要な栄養素が異なるので、愛犬についての深い理解が求められます。
ちなみに成犬の年齢目安は犬のサイズによって異なるので、以下を参考にしてください。
【シニア犬の場合】
シニア犬のドッグフードを選ぶ場合、「愛犬の健康状態に必要な栄養素が含まれているか」をポイントに選ぶことが大切です。
成犬と比較すると、シニア犬は筋力や体力が衰えています。
そのため、健康維持に必要な栄養素をより考慮した食事が必要になるのです。
例えば、愛犬の噛む力が弱い場合、ウェットタイプのドッグフードが良いでしょう。
筋力が衰えている場合、タンパク質を多く含むものを選びましょう。
老犬になると筋力や体力、消化能力などが衰えてくるので、これまで以上に愛犬の健康状態に合ったドッグフード選びが大切になります。
自分で健康状態を判断するのが難しい場合は、動物病院で獣医に判断してもらうことをおすすめします。
シニア犬の年齢目安は以下の通りです。
・体格に合わせて選ぶ
ドッグフードを選ぶ際に注意したいのが「愛犬の体格」です。
以下で、小型犬、中型犬、大型犬それぞれの犬に合ったドッグフードの特徴を紹介します。
【小型犬の場合】
小型犬用のドッグフードを選ぶ際は「粒の大きさ」に着目すると良いでしょう。
小型犬は顎が小さく、大きいサイズのドッグフードだと顎に負担がかかってしまいます。
食べづらさから食欲不振に陥ることもあるので注意が必要です。
小型犬の場合は、柔らかめのドッグフードを選ぶと良いでしょう。
ただ、1回あたりの食事量が少ないので、必要な栄養素が凝縮されたドッグフードを選ぶ必要があります。
【中型犬の場合】
中型犬のドッグフードを選ぶ場合、「活動量に応じたカロリーを摂取できるか」という点を考慮すると良いでしょう。
身体のサイズが小型犬よりも大きいだけでなく、運動量も増えるため、必要なカロリーが多くなります。
しかし、カロリーを摂取しすぎると体重が急増する恐れがあるので、ドッグフードの与えすぎには注意してください。
【大型犬の場合】
大型犬の場合、「健康な体を維持するのに十分な栄養素が含まれているか」という軸でドッグフードを選ぶと良いでしょう。
特に、身体づくりに重要な「タンパク質」が多く含まれているドッグフードをおすすめします。
大型犬用のドッグフードは上記の点が考慮されたものが多いので、大型犬用のドッグフードかを確認すると良いかもしれません。
国産のドッグフードに関するQ&A
ここでは、国産のドッグフードに関するQ&Aを紹介します。
・国産でも安いものは、食べさせて大丈夫?
ドッグフードが安いからといって、必ずしも身体に悪いというわけではありません。
国産のドッグフードは輸送費を抑えられるため、価格が安いことがあります。
ただ、ドッグフードによってはコストを抑えるために穀類でかさまししているものや、質の悪い原材料を使用しているものもあります。
どのような原材料が使用されているか、どのような栄養素が含まれているかを基準に選ぶと良いでしょう。
・アレルギーが気になる場合はどれを選べばいいの?
愛犬にアレルギーがある場合、考慮すべきポイントが変わってきます。
食物アレルギーがある愛犬には、低アレルゲンドッグフードを選ぶと良いでしょう。
低アレルゲンドッグフードとは、アレルギーを考慮したドッグフードのことです。
さらに、グルテンフリーやグレインフリーなどのドッグフードも良いでしょう。
グルテンフリーのドッグフードに関しては、以下の記事を参考にしてください。
・国産のドッグフードにすぐ切り替えていいの?
これから国産のドッグフードに切り替えたいという方は、今まで与えていたドッグフードに少しずつ混ぜてみましょう。
いきなり食べるものが変わってしまうと、愛犬が食べてくれなかったり、身体に影響を与えたりする可能性があります。
少しずつ与えて問題がないようであれば、新しいドッグフードに切り替えても大丈夫でしょう。
まとめ
今回の記事では、国産のドッグフードを検討している方に向けて、国産ドッグフードの特徴やドッグフードの選び方、よくある質問について解説しました。
現在販売されている国産のドッグフードは安全なものが多いです。
ドッグフードを選ぶ際は、国産かどうかだけでなく、栄養素やサイズなどにも着目すると良いでしょう。
THE SUN(ザサン)は、ドッグフードやドッグアパレルを扱うブランドです。長野県軽井沢町にある店舗には、オーガニック素材を使ったドッグフードを取り揃えています。
愛犬の健康を考慮したドッグフードを選びたい方は、公式サイトをチェックしてみてください。